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(2006/02/08)
部員紹介(吹谷)
部員紹介、二人目です。
国文学専攻三年の吹谷啓介と申します。いつの間にやら現メンバーの中では古株となってしまいました。もう文芸部に入部してから丸三年近くかな。最近は自分の書きたいものを書いてたらなんだかワケの分からんものが出来上がってしまって困った困ったという状態です。が、まあ原稿提出率は高い方かなと思います。
えーと、自己紹介って何を書けばいいんですかね。性別は女です。目下の趣味は絶望収集です。この間曽野綾子の『絶望からの出発』というエッセイをワクワクしながら読んだのに本文に「絶望」という単語が一回しか出てこなかったのでとてもがっかりしました。
絶望つながりですと、辻潤という作家の存在を「絶望」の検索で知りました。その名も『絶望の書』という作品があるんですね。繊細で神経質な芸術家的エッセイでそれなりに面白くはありましたが、そんなに感動的なほどではなかったですね。私は国文学専攻ながら日本の近代文学をバカにしていた部分があったんですが、それでも文学史に残ってる人には残ってる人なりの理由があるんだなあと思い直しました。(辻潤だって残ってはいるのですが)
全然関係ないけどこの間「笑っていいとも」にずばり「辻潤」という同姓同名の人が出ててちょっと驚きました。タモリにそのかっちょいい名前をツッコまれたりしてましたが、誰も元の辻潤は知らないんだよね。まあそういう作家なのかなと。
もはや自己紹介じゃなくなった感がありますがとりあえず今回はこれにて失礼します。
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